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ぱんどらノバコ

漫画業界についてとか、いろいろ突発的に書いてみたりするかもしれないつぶやき

和風総本家・カーン先生漫画研究部ご一行

カーン先生ご一行さま

和風総本家2017年3月9日放送分です。

 

楽天先生もいっぱいとりあげられてました!

北澤楽天 - Wikipedia

 

講談社に行くのに、わざわざ地下鉄から上にあがったのはなぜだ、とかいろいろありましたが、

 

編集者がこんなに作品作りに協力してるなんて

 

と学生が反応している部分が印象に残りました。

 

そうなんだー。あのくらいしてくれないと割に合わないけど。そういえば普通知らないか。

ただし、大手かつ連載作家に限られるかな。

 

個人的印象ですが、講談社集英社の編集さんが作品制作のサポートをしてくれると思います。ただ、この二つでも、編集会議や編集部での編集者やトップ陣の力関係が違う印象があります。前者は昔から上がワンマンと、編集者と作家が自由な印象のある後者の中の人が言ってました。あくまで後者視点ですが。

 

講談さんは特に担当さんが二人いて、マネジメント性が他よりも強いかな、と思います。ちなみにこの二人は、片方がメインで片方が新人くんみたいなことが多いと思います。新人くんの意見のほうが読者目線に近くて参考になるかも。

 

大手の場合、お願いしたら取材してきてくれたり、資料本を送ってくれたりありますが、中小は…編集者さん自身が大変な感じがするし…たぶん時間がないと思うんですよね。大手がなぜ可能かと言うと、雑用をしてくれるバイトスタッフなどがいるからだと思うのです。細かい部分だと、郵送物を作家に送るのに大手だと下に渡して任せてることが多いようですが(字で判別)、中小だと全部本人がしないといけない。ただし、某大手は…このスタッフが機能してないような…

 

編集によっては、

「ネームかけないのでそろそろページ数」

「あれ?ページ数言ってませんでしたっけーなはははは」

おい、2週間前や!

とか

 

「煽り文がウソを…」

とか

 

「あのー。カットのサイズを教えていただけないでしょうか…」

「はー?↑(電話してやってんだよと言いたげ)」

とか

 

「うちの編集部の連中仕事できないくせに偉そうでさーこの会社に就職したの間違ってたわ」

「そ、そんなことないっすよ!」

 

作品作りに協力どころか、足を引っ張って、ご機嫌をとってあげて、お守り気分になることもありまっせー!

 

弱者にはヤクザみたいな人もいるしなぁ。(なお目上などには態度を変えるようで、「あの人いい人ですよね」という返事が他の編集から返ってくる)

 

 

*   *   * 

大抵この手の漫画業界を取材した番組、間違っちゃいないけどいいところばっか取り上げてんなー(苦笑)とか突っ込みを入れまくってしまうので、あんまり見ないのですが、たまたま見かけたこの番組は、真面目に作られておりよかったです。

心ないバッシング…は結構よくあるのだ

headlines.yahoo.co.jp

しかし漫画のヒットは良いことばかりではなく、世間から嫉妬され、誹謗中傷を受けることも多くなったという。当時は現在に比べて漫画の社会的地位が低く、「子どもにとって漫画は害悪」という価値観もあった時代。池田氏のもとには一面識もない人々から「池田理代子という女性がいるだけで目障り」「転落していく姿を見届けたい」など悪意に満ちた手紙が届くこともあった。

 これはつまり、「嫌がらせの手紙」というやつですね。

一瞬直接耳に入ったかと思いました。

自分はデビュー誌が子供の女の子向けだったのと、発行部数がすさまじく多かったのとで、こういう話は漫画家の間で常識でした。もちろん嫌がらせをもらいやすいタイプの作品の人とそうじゃない人といて、自分はどうも後者だったので、100通来て1通くらいでした。年齢の低い女の子というのは、大量に手紙を送ってきます。大半は「自己アピール」です(理由は不明)。昔卒業時に寄せ書きみたいな友達のプロフ本を作るのが流行ってたんですが、そんな感じのを送ってくれます。男の子は、決死の覚悟で一生懸命書いてくるので、数は少ないものの概して真面目です。こうしたアッピールの女の子の中に、性格が捻じ曲がってるのがたまにいます。

まだデビューしたての頃、一通一通丁寧に読んで返事を書いていました。女の子はよくプレゼントを同封してくれます。ソイツは、ふわふわした感じの何かを入れてきました。開けると綿。「ばーかばーか」とありました。ぬいぐるみのつもりかな?

真面目に「私なんぞに高価な切手を使うのはもったいないので、好きな先生に使ってあげてくださいね」と返事を書きました。

また来たw何回もw

なんというか、その行為自体はどうでもいいんですが、コイツをよく覚えているのは、小学生くらいの年齢でこれをやっていたからです。小学生でこんなに捻じ曲がってるのかと、ぞっとしたのを覚えています。

漫画家は大手だとホテルに泊まってパーティがあるので(今はないかも)結構横のつながりがあるのですが、嫌がらせの話もよく聞きました。

一番すごかったのは、

その作家の載った部分をびりびりに破いた雑誌を送ってきた。

郵便料金wとか雑誌のお金もったいないw、と話のネタにされてました。

カミソリも来たらしいけど、古いw、とか。

これ全部出版パーティでネタにされ笑われてた。

嫌がらせの手紙を送ると、ネタにされまわされる(重要)

嫌がらせをしてる人はたいてい誰かのファンのことが多いのですが、ファンの先生の耳にも入るぞっと

 

 

そしてその後、ブログ主はだんだん封筒を開ける前から、オーラで嫌がらせの手紙を判別できるようになってしまいw

字でわかるんですよね。尊敬する先生なら緊張して丁寧に書きます。

敬意が感じられない。アウト。⇒開ける。ビンゴー!

最近は、編集さんがチェックしてることも多いようです。なお、そこの編集部は嫌がらせの電話も多かったそうです。ただでさえ過労死の出る職場なので、やめてあげてください。

(余談ですが、我が家は親が子供相手にいろいろやってた関係で電話番号をばらまいたせいか、いたずら電話が多かったのですが、大体かかってくるのは「学校が休みorテスト期間で早く帰ってる」時でした。だんだんいたずら電話も判別できるようになり…w)


「励みになりましたけどね、転落してなるものかと」と心ないバッシングをエネルギーに変えた池田氏。そして、そんな時に手塚さんからかけられた言葉に、より一層心を強くしたという。「大丈夫だよ。僕の漫画だって、PTAが校庭で火を付けて燃やしたんだから。そういうことを僕もされたんだから(池田氏も)頑張って」。大御所の励ましを受けて「手塚先生だってそんな目に遭ってらっしゃるんだから、私が叩かれるのも当然」と感じた池田氏。40数年の時を経て、今では「認めてくれる人がいれば、同じ数の人が反感を持っている」という境地に達したという。

 一瞬庭で焼き芋の材料にしたのかと思った。

(やった人がここに)

手塚先生は尊敬され歴史に残り、燃やした人は歴史から消えてますね。

今もあれなんですが、日本の横一線の竹やり思考から外れて考えられる人が前より増えたと思います。

 

まとめ

今も、SNSで平気で○○嫌い、と書いている人がいます。

その書き込み、世間に公表されています。

SNSは漫画雑誌みたいなものです。雑誌に載っていると仮定してみてください。

それを客観的に見たらどう感じますか?

人の悪口はたとえネット上でも書いてはいけないし、発しないほうがいいと思います。ネットのおかげで、逆神を何度も目にしてきました。(ある選手を応援してる人が人気のあるライバル選手を叩きまくる⇒応援してる選手が駄目になり、叩いてる選手大活躍)

これは、書くことによって発動する言霊、呪い現象だと思います。自分のように、手紙を出した相手に芋とともに焼かれてしまうこともあります。これは一種の呪い返し。昔は手紙なので出した本人がどうなったかはわかりませんでしたが、ネットのおかげで悪口をわめいてる人が、悪口の原因となる何かで最悪の結果になっていくのを目にできるようになりました。

最近だとマスコミでしょうか。人の悪口ばかり言っていると、その本人が嫌われるというのがありますが、今まさにそれを体現してくれている。

自分も編集部のごたごたに巻き込まれたりいろいろありましたが、池田さん同様やめたら負けだ、という気持ちがあるのでやってこれたし、今も活動を続けています。

 

芋つながり

「BL漫画家ですけど結婚してもいいですか?」「は?」

「BL漫画家ですけど結婚してもいいですか?」がドラマ化!

http://natalie.mu/comic/news/223366

藤本ハルキ「BL漫画家ですけど結婚してもいいですか?」のドラマ化が決定した。
カンテレ・フジテレビ系・春のスペシャルドラマとして、4月4日22時より「でも、結婚したいっ!~BL漫画家のこじらせ婚活記~」のタイトルでオンエアされる。

2015年9月に海王社より刊行された「BL漫画家ですけど結婚してもいいですか?」は、藤本の自伝エッセイマンガ。婚活に悪戦苦闘する、30代BLマンガ家の姿が描かれた。

えええ。

BL作家さんは基本さっぱりした恋愛に興味ない感じの人が多いんだけどな。

この方はそうなのかもしれないけど、結婚や恋愛に興味のない人が多い印象で、BL作家で必死に結婚しようとする人はそんなにいないと思う…。なぜBLに向くかというと、いわゆる男女の恋愛を拒否しているわけだから。結婚願望があるとすると、視点がそもそも違う可能性がある。まあ、BL好きな人でもライトな意味で好きな人とか、いろいろいると思うが、検証する気は更々ないので不明。

 

個人的にBLは、BL?は?ホモ漫画だろ、誤魔化すなや!というくらい嫌いだ。

思えば昔から大嫌いだった。もともと少女漫画の男がなよなよして気持ち悪かった。さらにそこに恋愛という気持ち悪い要素が加わるわけで、好きになりようがない。

男性編集者で、「女性はみんなああいうの好きですよね」という人がいて、びっくりして腹が立ったことがあって、BL系の人には謝罪と賠償を要求したいくらい。

しかしだ。

あるとき仕事で同部屋の人がBL作家のことがあった。

何を話していいのやら途方にくれていたが、そういう話はしないし、基本的にBL作家じゃない人に気を使ってくれるので、何も問題はなかった。むしろ、バリバリの少女漫画家などより話しやすい!

話してみると、どうも結婚願望が極めて薄い人が多いようだ。つまり、恋愛や結婚に否定的な感情をもっていて、それがその人の場合はBLにいってるのではないだろうか。結婚しないと断言している人もいた。そんな彼女たちなので、実はとっても話しやすい。個人的に女のどろどろねちねちしたトークが大嫌いなので、あれ、普通の人より話しやすくないか?となった。

それまでは、作品を目にするのも嫌、BL作家に会うなんてとんでもない、だったのが、実際に会うことで好印象に変わった。バリバリの恋愛少女漫画家とかは押しが強かったり、馴れ合い必要など苦手な人もいるのだが、少なくとも会ったことのあるBL作家さんたちは趣味を押し付けてこないし、変にグダグダいわないし、男性も話が合うんじゃないかなと思う。ある意味、男っぽい。

それ以来、BL(あるいはBLぽい絵の)作品は相変わらず見るだけでぞっとするほど嫌いなものの、こんなジャンル消えろ!、から、書くのは自由だと思う、というスタンスに変わったのでした。

 

この記事の人とずれるのは、個人的なタイプの違いか、漫画家か小説家の違いかな。会ったのは全員BL小説家さんだったので…。

みんながみんなそう、BL作家は結婚したいのにできない、みたいな思い込みや偏見を生むようなドラマはやめたほうがいいんじゃないかな、とは思います。

 

そもそも普段からBLもドラマも見ないんですけどね。

業界を駄目にするのは「今の漫画が面白くないのは年をとったから」

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「今の漫画が面白くないのは年をとったから」

 

ネットでよく見かけるワードです。(スクリプトではない)

 

「最近の漫画は面白くない」と発する人に対して言われることが多く、おそらく発する人は面白い作品を知っているのでそう反論していると思われますが、比較的論理的に「最近の漫画」論を述べている人に対しても、片っ端から言っていることもあるので、javascriptに見えてくるこのワード。

 

この言葉自体は結構前から見かけました。少なくとも2000年頃には。その頃も、今のやり方では漫画業界は駄目になるんじゃないか、と発言する人がちらほらいました。自分も編集部と直接接してる関係で同じように感じてたので、内部を知っている者として匿名で発することもありましたが、ことごとく上のワードと罵倒放射砲を浴びました。他に、売れない漫画家が妬んで言っているというワードもありました。単純に内情を知っているので問題提起しているだけなのですが、当時は話すらできなかった。漫画バブル期の200万部以上出してた元編集長も言ってたんだけどなぁ…。

 

本題に戻りますが、

「今の漫画が面白くないのは年をとったから」

 

これは、間違いです。

なぜなら、自分が漫画を大量に読み漁ったのは、年を取っているはずの2000年代後半だからです。

そして、ヒットした作品はほぼ全部面白かった!

 

もともと漫画をそんなに読まないのもあり、漫画業界に関係した頃から描くほうに専念する関係でまったく読んでませんでした。送られてくる雑誌を、作家さんにお会いすることもあるのでちょろちょろ読む程度。切り替えがへたくそなので、意識してしまって駄目なのです。その後、お家騒動に巻き込まれ、別のところも本体自体が駄目になり、放浪の旅に。他の編集部の方と話している際に、漫画の勉強をしようと一気に読んだのです。

 

いわゆるヒットした作品というのは、いつ読んでも面白いんですね!

もし本当に「今の漫画が面白くないのは年をとったから」ならば、年をとった自分には、90年~00年代作品であろうがつまらなかったはずですが、その時連載している作品でも、人気がある作品は面白かった。

 

正確には

「人気のある作品は何歳の人が読んでも面白い」

ではないでしょうか。

 

そういえば、ボッシュートした兄弟のスラムダンクを親が読んでたような…w

↓これな

スラムダンク (1) (ジャンプ・コミックス)

スラムダンク (1) (ジャンプ・コミックス)

 

 

なお、2000年前半頃には耳も傾けてもらえなかった、漫画業界このままではやばいよ論は、最近では読者のほうも気づいたのか、罵倒されるという妨害なしに普通に話せるようになったわけですが、ちょっと時すでに遅し、かもしれません。2000年初め頃には編集者の大先輩が指摘されてたわけですから…。大手出版社元編集長が指摘されてたのは編集者の質に対してでした。そのことはまた。

 

「今の漫画が面白くないのは年をとったから」と現実から逃避し、問題の本質を見ないことが問題。

 

ブログ開設

漫画業界の裏ネタが暴露される昨今、それ違うよー、それで怒るか?とか、もっとひどいけどなとか、いやそれは違います、とか突っ込む毎日で、たまに裏で漫画家の知り合いにブツクサ言ってたものの、匿名で出したらどうかね?と思い作りました。

ブログ形式でまとめると億劫になってサボりだすと思うので、ネットで見かけた意見などに対してつぶやく程度になると思います。よろしくお願いします。

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